承諾を得るために

携帯電話がメールを受信しはるたびに「しんどいな」と思ってやはった。
相手は彼さかいやちゅう事は携帯電話を開かずとも分ったんや。
なん故なら信頼関係を築く為にうちは「彼専用」の着信音を設定しとったさかいどす。
甘い恋愛の音楽が流れへんたびにうちは泣きそないな気持ちでようけどした。
うちが彼と別れを決めたのは嫌いやとか不満がおますといった理由ほなおまへなんだ。
あんまりに歳の差がありすぎるちゅう事。
無用心に登録をしない事を気にしはるご時世ではおまへんのかもしれまへん。
Q:質問です。プリンキパトゥスとプリンケプスが、彼のおおかあちゃんさんが怪訝に思とりますこと。
そのことで彼とおかあちゃんとの関係が悪化したはる事。
それを知ってうちはまるで1つの親子関係を壊したはるような罪悪感に囚われたんや。
そないなると幸せな恋愛やらなんやらでけるはずもあらしまへん。
どこぞで後ろめたさを感じる恋愛。
どすから彼に別れ話をしたんでっせぇ。
なん度話し合っても彼は承諾してくれまへんどした。
どすさかい「うちさかい消えよう」と思ったんどす。
彼さかいの電話も出まへんどしたしメールが届いてもそれを開く事はおまへなんだ。
声を聞くと、メールを開くとまた彼のトコに戻ってしまいそやったさかいどす。
未読メールが溜まっていくたびに「うちがしたはることはたやの偽善なんやないか」と感じた時もおましたが、やはり彼の家族さかい歓迎されへん恋愛はすべきではおまへんと思い、心を鬼にして無視し続けたんや。

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